コの字型階段では、最後の段部は最初と逆向きに進みます。Pro²には三つの段部の長さと幅を入力します。段部1と3は平行な外側の段部で、その間を段部2が二つの90°の曲がりでつなぎます。
すき間を別に入力する欄はありません。図示された配置では、平行な段部間の平面上の内法距離はL2−W1−W3です。段部2の全長をすき間と取り違えないでください。
- 高さH
- 上下階の仕上げ床面間の鉛直距離です。
- 段部1と3
- 外側の各段部の全長と幅を入力します。直線部分の長さはL1−W2、L3−W2です。
- 段部2
- 中間段部の平面上の全長L2と幅W2を入力します。両端の曲がり部が場所を取るため、直線部分はL2−W1−W3です。
- 曲がり部の設定
- 二つの踊り場または回り段を選び、上るときの曲がり方向を指定します。上階床との接続は別に設定してください。
- 単位
- 長さはメートル法またはフィート・インチ、勾配角は度で示します。回り段の「バランス」は割合で、長さではありません。
「踊り場」、右曲がり、上階床面より一蹴上げ低い最上段を選びます。H=3060 mm、L1=L3=2400 mm、L2=3400 mm、W1=W2=W3=1000 mmを入力。計算後、蹴上げ数を18にします。
各段部の直線部分は1400 mmです。外側の二段部では2400−1000、中間段部では3400−1000−1000です。各段部に通常踏板が五枚あるため、踏面寸法は280 mmになります。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 蹴上げ総数 | 18 |
| 蹴上げ高さ | 3060÷18=170 mm |
| 番号付きの通常踏板 | 5+5+5=15 |
| 踊り場 | 2か所・各1000×1000 mm |
| 段部1/2/3の踏面寸法 | 280/280/280 mm |
| 各段部の勾配角 | 約31.26° |
| 最初の踊り場の高さ | 6×170=1020 mm |
| 二つ目の踊り場の高さ | 12×170=2040 mm |
| 最後の通常踏板の高さ | 17×170=2890 mm |
| 上階床面 | 18×170=3060 mm |
| 外側の段部間のすき間 | 3400−1000−1000=1400 mm |
| 各段部の歩きやすさの指標 | 2×170+280=620 mm |
結果には蹴上げ総数と共通の蹴上げ高さに続き、各段部の踏面寸法と勾配角を別々に示します。長さや幅を一つ変えるだけでも階段全体の分配が変わる場合があります。非対称の割付で三段部の踏面寸法が等しいと決めつけないでください。
例では両方向の長さと高さが一致します。外側の各長さ=5×280+1000=2400 mm。中間の長さ=1000+5×280+1000=3400 mm。全高=(5+1+5+1+5+1)×170=3060 mmです。
歩きやすさのカードでは各段部の形状と2×蹴上げ高さ+踏面寸法を確認します。目安は建築基準への適合証明ではありません。アプリは三つの段部を一本の直線ささら桁の長さや材料費に変換しません。
計算例は踊り場モードだけのものです。同じ寸法・段数の回り段が成立することは検証していません。モードを変えたら平面図と直線部の踏面寸法を別に確認してください。
- 踊り場
- 別々の平らな曲がり面が二つあります。最初はW1とW2、次はW2とW3の幅に従います。寸法は段部の幅から求められ、踊り場の奥行きを別に入力する欄はありません。
- 回り段
- 各曲がり部を形の異なる踏板でつなぎます。「バランス」によって隣の直線部分まで形状が広がるため、長方形でない踏板が必ず各曲がり部で三枚とは限りません。平面図と各踏板の詳細を確認してください。曲がり部ごとの踏板数を別に入力する欄はありません。
- バランス
- 回り段の「バランス」は曲がり部分の輪郭と、隣接する直線部分とのつながりを変えます。調整後は両方の曲がり部と各踏板の詳細を確認してください。
「床と同じ高さ」では最後の番号付き踏板が上階床面と同じ高さです。「一蹴上げ低い」では床面まで別の最後の蹴上げが残ります。同じ蹴上げ総数でも、番号付きの面を何枚配置できるかが変わります。
選んだ二つの踊り場の例では、18=通常踏板15枚+踊り場2か所+最後の蹴上げ1です。二つの踊り場は高さが異なり、その間の段部で上ります。
アプリは成立しうる蹴上げ数を提案し、手動調整もできます。対応する数は8〜40ですが、すべての寸法で全候補が収まるわけではありません。操作が無効な場合や解なしの表示が出た場合は、隣の結果を流用せず割付を見直してください。
平面図にはつながった三段部、二つの曲がり部、上る経路を示します。外側の段部間に十分な空間があり、各曲がりが予定した幅につながるか確認してください。立面図では二つの踊り場の高さと上階床面への接続を分けて示します。
踏板の詳細は、頂点、辺の長さ、内角を付けて面の輪郭を示します。回り段では、報告された踏面寸法一つをすべての辺の長さとみなさず、形全体を確認してください。同じ形の詳細はまとめて表示される場合があります。
これらは形状の図です。部材の厚さ、支持条件、接合部、手すり、切断余長は現場に合わせて決める必要があります。
- 寸法は正で、対応する入力上限27000 mm以下である必要があります。これはソフトウェアの制限で、建築上の規定ではありません。
- 外側の両段部には、中間段部の幅を確保しても使える長さが必要です。中間の長さにも、外側の両幅と直線部分が収まる必要があります。
- 中間の長さが非常に短いと、段部間のすき間がなくなったり重なったりします。個別には有効に見える寸法でも、平面図が成立するとは限りません。
- この例は三段部・二つの踊り場の構成です。広い中間踊り場を一つ持つ二段部用の別ツールではありません。
- 費用、耐荷重、頭上有効高さの適合範囲、地域の規定への適合は計算しません。
段部の入力欄が三つあるのはなぜですか?
外側に平行な二段部があり、中間段部がその間をつなぐ形だからです。90°の曲がり二か所で、全体として180°向きを変えます。
段部間のすき間はどこに入力しますか?
独立した入力欄はありません。図の長方形配置では、すき間はL2−W1−W3で、この例では1400 mmです。
回り段にも同じ寸法を使えますか?
測定の出発点にはできますが、回り段の成立を検証した結果ではありません。曲がり部の形式を変えると踏板面の配分が変わるため、再計算した平面図と結果を確認してください。
中間段部の長さは斜めのささら桁に沿って測りますか?
いいえ。図の平面上の全長L2を使います。斜めのささら桁に沿う長さは別の寸法です。
- 段部の入力欄が三つあるのはなぜですか?
- 外側に平行な二段部があり、中間段部がその間をつなぐ形だからです。90°の曲がり二か所で、全体として180°向きを変えます。
- 段部間のすき間はどこに入力しますか?
- 独立した入力欄はありません。図の長方形配置では、すき間はL2−W1−W3で、この例では1400 mmです。
- 回り段にも同じ寸法を使えますか?
- 測定の出発点にはできますが、回り段の成立を検証した結果ではありません。曲がり部の形式を変えると踏板面の配分が変わるため、再計算した平面図と結果を確認してください。
- 中間段部の長さは斜めのささら桁に沿って測りますか?
- いいえ。図の平面上の全長L2を使います。斜めのささら桁に沿う長さは別の寸法です。