寸法を変えたら計算し直して、新しい結果を確認してください。数値が入力範囲に入るだけでは、使いやすさや用途への適合は保証されません。
- 全高H
- 上下階の仕上げ床面間の高さ。ゼロより大きい値です。
- 目標の蹴上げ高さ
- 希望する一段の高さです。Pro²はH÷目標値を丸めて蹴上げ数を選び、その整数でHを割って実際の蹴上げ高さを求めます。
- 内側半径r
- 中心から踏板の内側の縁までの距離で、直径ではありません。ゼロも入力できますが、内側半径がゼロでは内縁の形が退化します。
- 踏板の幅w
- 内縁から外縁までの半径方向の寸法です。階段を回る方向の踏面寸法ではありません。外側半径=r+w。
- 総回転角
- 度で表す回転角の合計。入力できる範囲は1〜720°です。一枚の踏板の角度ではありません。
- 単位と段数の調整
- 長さはメートル法またはフィート・インチで入力します。「踏板」の横の「−」「+」で踏板数と連動する蹴上げ数を変えられます。全高または目標の蹴上げ高さを変えると、段数は自動選択に戻ります。
全高3000 mm、目標の蹴上げ高さ190 mm、内側半径60 mm、踏板の幅900 mm、回転角360°を入力します。この例では自動選択された段数を使います。
3000÷190≈15.79なので、蹴上げ数は16です。実際の蹴上げ高さは187.5 mm、踏板は15枚。回転角をその15枚に分けると、各踏板の角度は360÷15=24°です。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 蹴上げ数/踏板の枚数 | 16/15 |
| 実際の蹴上げ高さ | 187.5 mm |
| 一枚の踏板の角度 | 24° |
| 外側半径/外径 | 960/1920 mm |
| 内側の勾配角 | 約82.37° |
| 外側の勾配角 | 約25.00° |
| 内側ささら桁の全長 | 約2837.65 mm |
| 外側ささら桁の全長 | 約6655.33 mm |
| 「頭上有効高さ」の表示値 | 2812.5 mm — 解釈は下記を参照 |
踏板の半径方向の幅900 mmは、半径60 mmの内縁から半径960 mmの外縁までです。外径は外側半径の二倍。この直線的な寸法だけでは、曲がりに沿った踏面寸法は分かりません。
角度24°の踏板では、弧長は円弧に沿って測る距離、弦長はその弧の両端を結ぶ直線距離です。θをラジアンで表すと、弧長=半径×θ、弦長=2×半径×sin(θ÷2)。弦長は弧長より短くなります。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 内側半径 | 60 mm |
| 踏板の半径方向の幅 | 900 mm |
| 外側半径 | 960 mm |
| 外径 | 1920 mm |
| 内側の弧長 | 25.13 mm |
| 外側の弧長 | 402.12 mm |
| 内側の弦長 | 24.95 mm |
| 外側の弦長 | 399.19 mm |
両縁の蹴上げ高さは同じですが、それぞれの縁に沿う水平距離が異なります。Pro²は内側の勾配角に内側の弧長、外側の勾配角に外側の弧長を使います。例では約82.37°と25.00°。24°は別の量で、踏板一枚の平面上の角度です。
各縁のささら桁計算では、曲線に沿う進行を水平な弧長と鉛直の蹴上げとして展開します。踏板一枚あたりの長さは√(蹴上げ²+弧長²)、報告される全長はこの増分15個分です。上下階を一本の直線板で結ぶ切断寸法ではありません。
厚さ、接合、支持条件、曲げ・製作方法は含まれません。結果は幾何学的な長さであり、購入や製作の仕様ではありません。
アプリはこの結果を「頭上有効高さ」と表示します。計算されるのは蹴上げと踏板の回転角に基づく鉛直方向の隔たりです。360°では15×187.5=2812.5 mm。上下階の床面間の全高3000 mmではありません。
総回転角が360°を超えると、一回転に含まれる踏板の間隔数を使います。360°より小さい場合は、一回転分まで外挿せず、実際にある間隔数を上限とします。
踏板の厚さ、上階床、梁、頭上の空間は差し引き・検査していません。使える有効高さの証明ではなく、形状上の鉛直距離として扱ってください。上階床へ至る最後の蹴上げ187.5 mmは、表の踏板間隔15個とは別です。
各行は同じ始点からの距離の累積値です。ささら桁の内側・外側の列は、それぞれ斜めの縁に沿う長さです。「内側の鉛直」は累積の高さ、「内側の水平」は内側の弧長の累積で、直線半径や弦長ではありません。
表は踏板15枚目で終わり、その鉛直寸法は2812.5 mmです。最後の蹴上げで上階床面の全高3000 mmに達します。前の行に最後の一行をもう一度加えないでください。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表にフォーカスを移し、矢印キーを使ってください。
| 踏板 | ささら桁・内側 | ささら桁・外側 | 鉛直 | 内側の水平距離 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 189 | 444 | 187.5 | 25 |
| 2 | 378 | 887 | 375 | 50 |
| 3 | 568 | 1331 | 562.5 | 75 |
| 4 | 757 | 1775 | 750 | 101 |
| 5 | 946 | 2218 | 937.5 | 126 |
| 6 | 1135 | 2662 | 1125 | 151 |
| 7 | 1324 | 3106 | 1312.5 | 176 |
| 8 | 1513 | 3550 | 1500 | 201 |
| 9 | 1703 | 3993 | 1687.5 | 226 |
| 10 | 1892 | 4437 | 1875 | 251 |
| 11 | 2081 | 4881 | 2062.5 | 276 |
| 12 | 2270 | 5324 | 2250 | 302 |
| 13 | 2459 | 5768 | 2437.5 | 327 |
| 14 | 2648 | 6212 | 2625 | 352 |
| 15 | 2838 | 6655 | 2812.5 | 377 |
- 計算に対応する蹴上げ数は2〜101、踏板数は1〜100です。目標の蹴上げ高さから求める段数が範囲外なら受け付けません。
- 一枚あたりの回転角が極端に大きい場合や内縁が非常に小さい場合、数学的には成立しても施工に適さないことがあります。形状と用途を確認してください。
- 材料厚、段鼻、指定する歩行線のオフセット、荷重、価格、地域の規定を入力する欄はありません。
- 図と例は、頭上有効高さ、手すり、支持部、歩行に使える踏面寸法、施工詳細についての現場ごとの確認に代わるものではありません。
踏板の幅は踏面寸法と同じですか?
いいえ。ここでの幅は内縁から外縁までの半径方向です。円周に沿う踏面寸法は半径によって変わり、アプリは両縁の弧長と弦長を報告します。
実際の蹴上げ高さが190 mmと違うのはなぜですか?
190 mmは目標値です。選ばれた整数の蹴上げ数は16なので、3000÷16=187.5 mmとなります。
360°は各段が一回転する意味ですか?
いいえ。これは総回転角です。この例では踏板15枚の各区画が24°ずつ回ります。
弦長を弧長の代わりに使えますか?
いいえ。弦長は両端を結ぶ直線距離、弧長は円周に沿う距離です。結果に付いた名称と、対応する内側・外側の半径を確認してください。
- 踏板の幅は踏面寸法と同じですか?
- いいえ。ここでの幅は内縁から外縁までの半径方向です。円周に沿う踏面寸法は半径によって変わり、アプリは両縁の弧長と弦長を報告します。
- 実際の蹴上げ高さが190 mmと違うのはなぜですか?
- 190 mmは目標値です。選ばれた整数の蹴上げ数は16なので、3000÷16=187.5 mmとなります。
- 360°は各段が一回転する意味ですか?
- いいえ。これは総回転角です。この例では踏板15枚の各区画が24°ずつ回ります。
- 弦長を弧長の代わりに使えますか?
- いいえ。弦長は両端を結ぶ直線距離、弧長は円周に沿う距離です。結果に付いた名称と、対応する内側・外側の半径を確認してください。