計算の仕組み
標尺を鉛直に立て、水準儀を据え替えずに測定します。HIは基準面に対する水平視準線の標高であり、地面から器械までの高さではありません。
- 視準線の標高
- HI = RL + BS
- 新しい点の標高
- RL′ = HI − FS
- 水準点からの高低差
- Δ = RL′ − RL = BS − FS
- RL · 水準点の既知の標高
- 100.000 m
- BS · 水準点での後視の読み
- 1.250 m
- FS · 新しい点での前視の読み
- 0.850 m
- HI · 視準線の標高
- 101.250 m
- RL′ · 新しい点の標高
- 100.400 m
- Δ · 水準点からの高低差
- +0.400 m
どちらのモードも、同一の基準に対する関係が一貫している必要があります。標尺を逆さにした場合、基準点が視準線より高い場合、器械を据え直した場合は、符号の扱いを明示的に確認してください。このページは水準網の自動調整計算を行いません。
ブラウザーでは一つのBS/FS方式を使います。下のアプリ説明は同じ計算を使う二つの基準形式を示します。アプリでは計算の保存と書き出しもできます。
アプリ内の操作・日本語
ツール → 水準測量 → 基準点からの高さ計算
ツール → 水準測量 → 既知基準点からの高さ計算
水準測量の観測後に行う計算です。RLは、選んだ基準面に対する高さを表します。スマートフォンで標尺を読み取る機能ではなく、水準儀の代わりにもなりません。
- 既知の基準点の高さ
- 作業で使用する基準面に対する、水準点または基準点の高さです。
- 器械高欄・視準線までの高さの差
- この基準点の高さから水平な視準線までの鉛直方向の差です。基準点と無関係な、地面から三脚までの高さではありません。
- 標尺の読取値
- 視準線から測点まで下向きに測った距離です。この例は、鉛直に立てた標尺を正の値として読む方式を使います。
二つの画面では項目名が異なりますが、計算は同じです。既知の基準点の高さ+視準線までの高さの差−標尺の読取値で求めます。基準面と読み方の規則を統一してください。
- 選択した寸法表示形式による測点の高さ。
視準線までの高さの差と読取値が同じで、基準点の高さだけが異なる二つの例です。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 視準線までの高さの差・標尺読取値 | 1.60 m; 1.20 m |
| 地上の基準点・高い位置の基準点 | 0.00 m; 100.00 m |
| 地上の基準点による結果 | 0.40 m |
| 別の基準点による結果 | 100.40 m |
視準線は基準点より1.60 m高い位置にあります。読取値が1.20 mなら、測点は基準点より0.40 m高くなります。既知の高さを加え、工事で使う基準面に対する高さに直します。
メートル法またはヤード・ポンド法の長さを一貫して使い、最終表示までは余分な桁を保持します。図中の丸めた数値は測定の許容差ではありません。
どちらのモードも、同一の基準に対する関係が一貫している必要があります。標尺を逆さにした場合、基準点が視準線より高い場合、器械を据え直した場合は、符号の扱いを明示的に確認してください。このページは水準網の自動調整計算を行いません。
高さを計算する機能であり、気泡管式の水準器でも、スマートフォンのセンサーによる自動測定でもありません。
なぜ標尺の読取値を引くのですか?
鉛直に立てた標尺は、視準線から点までを下向きに測ります。同じ視準線なら、読取値が大きいほど点は低い位置にあります。
基準点の高さをゼロにできますか?
はい。局所的な基準面を明示的に定めた相対的な作業で使えます。正しい高さの差を補正せずに、その結果を標高などの絶対的な高さと混同しないでください。
- なぜ標尺の読取値を引くのですか?
- 鉛直に立てた標尺は、視準線から点までを下向きに測ります。同じ視準線なら、読取値が大きいほど点は低い位置にあります。
- 基準点の高さをゼロにできますか?
- はい。局所的な基準面を明示的に定めた相対的な作業で使えます。正しい高さの差を補正せずに、その結果を標高などの絶対的な高さと混同しないでください。